2019年12月31日火曜日

実験納め...?

神部です。


前回のブログで5時間おきに測定する実験を行い、計50時間、研究所に2泊3日した 
という話をしたわけですが....


12月28日から、6時間おきに測定、計72時間の実験をし、3泊4日してました(笑)

ようやく終わった。
さすがにきつかったですが、前回より良い結果が得られそうだ
結果がすべて揃ったわけではないので何とも言えませんが、やった価値はありそう。
この長時間実験をしたということは、
もちろんアワビの酒蒸しを食べましたよ。
相変わらず美味しかった。


さて、これにて私も2019年の実験納めとなりました。
今年もいろいろ実験しました。 
でも、思うといろんな壁にあたってどれも良い結果を得られた記憶がない...。

やはり木原研究室の実験は一筋縄ではいかないですね。
私以外のメンバーも皆、魚やら菌やらにふりまわされています。
私ももう振り回され疲れました....。



それでも、今年はかなり成長できた1年でした。
常に何かに追われ、必死にしがみつこうと走り続けていた気がします。
でもそのおかげで、研究所でも対等にディスカッションすることができるようになったり、自分でゼロから実験を作ることができるようになったと思います。

大学3年生までは参考書で多くを学んでいましたから、
4年生になって実際にそれを見たり触ったりしたことで、より大きく成長できました。


さて、実験は終わりましたが大変なのはこれからです。
1月は12月と比べ物にならないくらい忙しい!! 来年も走り続けなければ!!!


来年転ばないためにも、今日は久しぶりに自分の家のベッドで身体を休めるとしますか。
もちろん、明日も実験しますぞ。


と、今実験のデータを打ち込んでいたのですが....
おや? 72時間では足りないか? 78時間目も、もしかしたらその先も見なければならなそうだぞ?
菌め。年末でも振り回してきますか。
上等です。やってやりましょう。


それでは皆様、良いお年を。
2020年もよろしくお願いします!!!



神部でした。



2019年12月14日土曜日

Human Autosampler

木原です。

神部よ
寝るのに 5時間? 十分じゃぁねぇか。



まだ学生の頃

液クロのオートサンプラーがなかったので、
1時間1回サイクルの分析を しかたなく 
液クロの前で仮眠をとり、55分でアラームをかけ、目を覚まし
マイクロシリンジにサンプルを吸引し
60分と同時に インジェクト、スタートを押し、

眠りこける・・・・・

という生活を送ったものです。



会社員の頃、

国際シンポジウムのエントリー締め切り直前の液クロ分析を 
出張して I大学でやったのですが

ホテルに1週間帰ることもなく 結局分析機器室で過ごし・・・・

という生活を送ったものです。


頑張ったおかげで そのシンポジウムに採択され、フランスに招待されましたが・・・・


振り返ると こんな生活ばっかりしているように思います。
病気になりそうな生活ですからマネしない方が良いですね。
適度に旨いものを食べて・・・

神部ぇええ!
先日の高級本まぐろに続き、それも高級食材じゃぁねぇか!

実験結果 期待しているぜ



After the experiment...

ちわっす。神部です。

いま私は研究所で一人悲しくパソコンに向かっています。


卒業研究が忙しい!!!

こりゃ走るくらいじゃ終わりませんな。


今日始めた実験が5時間に一回測定する必要があり、それが10回行われる予定なので...

50時間 ですか。家に帰る暇があるのだろうか。
今日はこの研究所に泊まる覚悟で来てますので色々持ってきてはいますが、、、。
2泊3日になりそうですね。5時間以上寝れないのがきつそう。
シャワーも布団もあるので何とかなるだろう!
頑張るよ!!


さて、今日はその実験のためにアワビを10個体ほど解剖したのですが、
その際にIさんが内蔵などを丁寧に取り除いてくれまして...笑

先輩の机に土産のお酒が置かれていたので...



酒蒸しにしちゃいました。




めちゃくちゃ美味しい!!


大野!これは食べたほうがいいぞ!!!
調理時間は5分もかからん!!


元気が出ました。
実験上手くいくといいなぁ。

2泊3日、頑張ります。


神部でした。


2019年11月30日土曜日

Your samples are taking up space !!


木原です。

私が-60℃に大切に保管しているマグロがありますが、、、4年生からクレーム。

先生、冷凍庫にサンプルを保管するスペースがありません →   じゃまです。

じゃまかぃ・・・


しかたない、解凍してマグロパーティとなりました。

手が伸びる伸びる。

極上本マグロの大とろをフォークでブスリ!

中とろをペロリ。

そりゃぁ うまいだろうよ。 ○○○○で△△△△なマグロです。


あっという間に無くなりました。





また仕入れておかないといけません。

次はク□□□□のまぐろにしますかな? 深澤くん。



2019年11月27日水曜日

Airbus


木原です。

昨日、羽田経由で大分へ飛びましたが
なんと行きの機材がA350でした。これは快適でしたね。
全席についているモニターではこんなリアルタイム映像も見ることができる。
切り替えるとフライトシミュレーターのような画面にもなる。
離陸から着陸まで、飽きずにずっと見ていられる。。。
コリャァ飛行機好きにはたまらんなぁ。なぁ佐野。



乗った機材は嵐JETでした。
上の映像を見ながら「機体の両サイドが黒いのはなぜだろう」と思いながら、降りた時にその理由に気づいた。。
就航開始日だったのですね。
毎度 嵐には苦労します(※)が、今回は良い思いでした。

※ その理由はこれ

私は金曜日は仙台、来週は東京。
いよいよ師走る月に突入です。走っちゃいかんのだが。。。

4年生はどうですか?
走るくらいでは終わらない?
どうか転ばないように。


2019年11月17日日曜日

My travel companion had a flat tire ②

①の続きです。

朝5時から自転車を走らせ続け、足がつりそうになりながらも何とか8時間ほどかけて積丹岬まで着くことができました。
いくつ山を越えたのだろう...。

着いたとき若干雨が降っていて景色が何とも微妙でした。

綺麗なんだけど...。なんか思っていたのと違う...。
まぁ、旅にでれば必ず綺麗な景色をおがめるというわけでもありませんから、
仕方ないか。。。


と、思っていたら僕の真上にぽっかり雲があいた場所ができました。

久しぶりの太陽!!これで少しは景色が明るくなるはず! 



と思ったら....



まさかの景色がありました。
こんな奇跡あるのか!!! 長いこと自転車を走らせたのが報われました。

この虹がでていたのは自分がこの場所に着いて3分後の、たった5分間だけでした。
ラッキーだった。

お母さんに綺麗な景色を見せることができた....。
ありがとうM美さん。素晴らしい場所でした。



先程お話した通り、太陽がでたのは僕がいた5分間だけでした。
なので。。。


帰りの101kmは豪雨でした笑 
当時、北海道の夏(=夜は寒い)を知らなかった私は半袖半ズボンで出てしまったため、夜の暗黒の海を左に強風・豪雨のオロロンラインを一人震えながら走り続けました。

その時見た海の黒さ、怖さは今でも忘れることができません。
初めて心の底から海を怖いと思った。 こんな真っ暗な海でも魚は生活しているのかと思うと改めて尊敬した。。


と、まぁこんな無茶な旅をすれば安い自転車はボロボロになりますよそりゃ。


もう雪も降っているので、今年度で卒業する私は北海道であの自転車に乗ることはないでしょう。
冬前までしっかり仕事をした後でパンクしてくれました。
いままでお疲れさまでした。 良い景色をありがとう。





①を書いていたときから、これ木原研まったく関係ないなという自覚はありましたが、過去のブログもいくつかそんなかんじだったので良しとしてやってください笑


神部でした。

2019年11月14日木曜日

My travel companion had a flat tire ①


神部です。
最近、夜もかなり冷えてきました。
明日、金曜日は雪が降るようです...。憂鬱だなぁ...。

憂鬱といえば、
先日、私の自転車のタイヤがパンクしまして。
北海道に来てすぐに買った自転車で、安いロードバイクでしたが気に入ってました。

でもこのパンク、4回目なので驚きませんでした。笑
この自転車には随分と頑張ってもらったのでね。
正直、乗り始めて4ヶ月くらいでブレーキが一切効かなくなり、サドルも調整ができなくなり、タイヤはよくパンクするようになりました笑

それもこれも、私が大学1年生の夏にある冒険をしたからでした。



当時母に「せっかく北海道にいるんだから、私に綺麗な景色の1つや2つ見せてみなさい!」と言われ、しょーがないと重い腰をあげたのでした。

北海道の綺麗な景色をいろいろ調べたのですが、全部遠い!!
知床、富良野、函館、美瑛...   どこも自転車では無理です。

そこで、当時同じ部活に所属していた道民のM美ちゃんに「ここらへんで綺麗な景色見れる場所どこ?」と聞きました。

すると、M美「積丹。」


しゃこたん...? 聞いたことあるけど、どこだ? えーっと、家から片道...
101km...?


ははは!いいでしょう!! いってやろうじゃないの! 

と、ふざけ半分で次の日朝5時に家をでて、往復202km、積丹日帰り旅を実行したのでした。。。





つづく!!!!


2019年10月24日木曜日

Fascinating


木原です。

なにが刺激になったのか、飼育中のアワビが突然いっせいに放精し始めました。

あっというまに水槽内が真っ白。

見とれてしまって

あっというまに時間が経っていました。







2019年10月22日火曜日

It was my misunderstanding.


木原です。

>>不思議と晴れます。
>>札幌で雨が降っていても、現地では晴れます。
>>いつでもそうです。
>>長年来ていますが、傘の記憶がありません


これはいけませんね。。。
しっかり証拠があります。
例えばこれ。→ 2016年 しっかり傘持っている

そしてこれ。→ 2015年 とても快晴とは言えない
そして・・・→ 2011年 晴れたようだ
さらに・・・→ 2010年 やはり晴れた
とうとう・・→ 2009年 晴れかな?

少なくとも2015, 2016年は天気が悪いようなので、私の記憶もいいかげんということです。
ほぼ毎年行っているはずなのに、様子がブログに書かれていないのはいかんなぁ。。
来年からは必須にしないと。

今年のBBQもブログに書いていない・・
だれか書かんかね



2019年10月21日月曜日

Freshmen came to Cenotaph


木原です。

今年も快晴の中 行ってきました。
「魚魂之碑」

不思議と晴れます。
札幌で雨が降っていても、現地では晴れます。
いつでもそうです。
長年来ていますが、傘の記憶がありません。

不思議です。





昨年もここで 松村君と写真を撮りました。
私は歳をとり、松村君は4年生としての貫禄がつきました。

来年は君たちの番です。
また晴れると良いですな。




<痛い!>(←クリック)




藻岩山も紅葉してきました。

もうすぐ雪が降ります。





2019年9月14日土曜日

Respect for ・・・Senior・・



いや、そんな写真のことなんかよりも、神部よ。
先日の、珍しく実験のディスカッションに私の部屋に来たときの会話さ。
あなたも知ってる通り、実験を始めるには、彼の実験魚に私が手術しないといけないのですが。
その日程調整です。


F「スケジュールですが、もし12日にできなかったら16日でも大丈夫です。」

K「16日?」

F「あ、祝日でした。」

K「俺、来ないよ。」

F「しかも、敬老の日だった!」




なんと失礼なやつだ。まだ、50代だぜ。

以前、誕生日ケーキにロウソク6本立てられたことがあったが、
その時よりも今回は、F君の素直な発言が、心につき刺さった。


はいはい、では研究室の皆さん。
しっかり敬老精神を持ってこの先過ごしてくださいな。

必要なことは大きな声で言わないと聞こえないかもしれませんよ。
必要なことはしつこく言わないと忘れると思いますよ。
でもあまりしつこくいうと機嫌悪くなりますよ。
メモなんかくれるのは良いしれませんが、もちろん 小さな、汚い、薄い字は読めませんから、紙クズで捨てられますよ。
大事なことは覚えていますからやってないと機嫌悪くなりますよ。

朝は早いですからね。遅刻せず早く来てくださいよ。
これから寒くなりますからね。身体が冷えますから、寒いと機嫌悪いですよ。

こうやってすぐスネますよ。



2019年9月13日金曜日

My animal photos

こんにちはー
最近サッカーしてたら股関節の古傷をやってしまい階段をスムーズにのぼれない神部です。
(エレベーターとエスカレーターには感謝の日々)

このあいだケータイの写真を整理していたのですが、
水族館やご飯の写真ばかりで...
消そうにも消せない!(笑) 
結局、数枚消しただけで終わってしまった...。

整理していたら、魚のみならず動物の写真もたくさん撮っていたことに気がつきました。
せっかくなのでお見せしますねー

まず1枚目
水族館にいたコツメカワウソさんです。
2匹仲良く寝ていてすごく可愛かった。 癒しです。



大学を23時過ぎに出た時にキツネさんに会いまして
これまでキツネを見かけては写真を撮ってきましたが、これがベストショット


ただのスズメです。僕のケータイにご飯を美味しそうに撮れるアプリがあるのですが、

その加工設定の中でも「ランチ」という加工で一番綺麗に撮れました。

まぁ、そーいうことなのでしょう


研究室に向かう途中、札幌ドーム沿いを歩いていたら、珍しくリスに会いました。
こんなに近くで、はっきり撮れたのは嬉しかった。


これは珍しい! まさか野生のパンダに会えるとは思ってませんでした。

木原研究室で深夜、MacBook Airを使って英語論文を書いていました。



お?木原研究室のLINEグループにこんな写真がありました。
7月20日に木原Labバーベキューがあったのですが、
まさか公園で、うちわ持ったこの動物に会えるとは思いませんでした...。

確かこの動物、成熟すると毛が灰色に発達するんですよね。
シルバーバックと言って、このように群れの頂に......
ってあれ、深澤くんじゃないですか!?
なんか背中以外も灰色だなって思ってたんですよ
いや、ごめんね。
(※ 深澤くんと私は親友だからこそできるいじりです。)

とまぁ僕の写真フォルダは愉快な動物ばかりです。
意外とどれも綺麗に撮れてません??
常に生き物探して歩いているからか、いい機会に恵まれてます

美味しそうな刺身の写真ばかり載せているこのブログですが、たまには哺乳類や鳥類もいいでしょう

今度は魚の写真でも載せようかしら



神部でした








2019年8月29日木曜日

まじめにコツコツやれば評価されるのだ


木原です。

先日の学内研究発表会の結果です。

うちの研究室から(正確には卒業生ですが)2名がベストポスター賞に選出されました。
おめでとうございます。

ラッキーだったのは、ニコンからの副賞の双眼鏡を佐野君から譲ってもらったうちの息子であります。
まぁ 佐野の実験用の魚を釣っていたから権利はある?


卒業した今も木原研究室で行なっていること(さの)、在学時に木原研究室で行なっていたこと(かわの)ではありますが、現役の学生も面白いテーマをやっているのだから頑張りましょう。
発表の機会はまだまだたくさんあります。


二人は次は論文投稿ですね。









2019年7月15日月曜日

間に合いました coriander cilantro coriandolo


わが家の庭のパクチー

茂っています

今年は間に合ったな
 (2年前は こんなでした クリック





















でも当日は多めに買ってきておいてくださいね



2019年7月10日水曜日

Should wear a white coat

かんべ 白衣着らんかい!

堤防で白衣着てこその、、、、だろ? 

K


アイゴ釣りチャレンジ①

こんにちは
木原研究室4年 ブログ担当の神部です(笑)。

ちょっと地元の静岡県に用があったので帰省したのですが、
「静岡に帰るんやったらアイゴを釣らな」と、ボスに言われたため、用事が終わった次の日にアイゴのサンプリングをしてきました。

してきました、というか、結論から言うと釣れませんでした 笑
釣れていたら研究室の電子ノートにあがっていたのですが、
釣れなかったのでブログ行き ということです。

今回の釣り場は、静岡県御瀬崎です!
ダイビングスポットとして有名で、運が良ければマンボウにも会えます。

そんな御瀬崎の若干藻類が生えている場所で友達と釣りをしていました。
まぁ、いろいろ釣れたのですが、、、 比較的面白い魚だけ紹介しますね。


「お前の顔覚えたからな。来世で復讐してやる」と言わんばかりの目で睨みつけているこの魚はオハグロベラです。顔の模様がすごいですね。僕が好きなメガネモチノウオって魚もそうなんですけど、なんでベラ科ってこんなに面白い模様なんだろう。

なんか藻類でも食べていそうな顔してたので、一応解剖して腸内容物を回収しました。
貝とかいろいろ食べてる感じでしたね。藻も若干入っていました。



このお腹がぷっくりとした、これまた面白い模様の魚はアカササノハベラです。
ベラばっかり!!笑 いや、他にも釣れてたんですけど、ベラくらいしか面白くなくて...

こいつも解剖しちゃいました。貝バリバリ食べてるんやな〜。



僕の友達は釣った魚よりも解剖している僕を撮影しまくってましたね。
「気持ち悪い〜。変態じゃん!」と言われ、この写真を友達がInstagramにあげたところ、

「いいね!」ではなく「変態!」をいただけたそうです。

また、その日たまたま大学生?が、カヌー実習を行なっていて
いくつものカヌーが魚の解剖している私の横を通って行ったのです。
初めてのカヌーできゃっきゃ楽しんでいる彼らも、私の横を通ると静まります。
そして、ドボーーン!!と音が聞こえるんですよ。
魚の解剖をしている私を不審に思い、見続けていたことでカヌーをひっくり返す人が多数いたんです笑

カヌーの先生「どーしたー!?」
沈没した人「なんでもないですっ!!!」

いやいや、笑顔で魚の腸をいじっているやつが防波堤にいたんだろう?笑



まぁ、釣りはこんなもんでした。別の場所にも行ったんですけど、そこで朝から釣ってるおじさんたちも全員「今日は何も釣れない」と言っていたので、御瀬崎は正解だったかな、と。

アイゴ釣れなかったのは悔しいので、またいつかチャレンジしますか。

次は高知か? な、深澤くん



2019年5月24日金曜日

水槽作りな日常

こんにちは
初めまして、神部くんの投稿の中でちょこちょこ出ていますが
ゴリ…深澤です。

特に特別なことはしてないのですが
最近また水槽作りをしているのでそちらの報告をと思い、始めてブログというものに触れています。

さて、水槽作りは2度目です。
穴あけて、パイプ切ってパテ塗ってあぁぁああ(パイプが曲がってしまった)

まあ、ミスもあります。
手作りらしい味が出るので良いのではないかと…よくないか、修正しよ

さて、ある晴れた日でした
先生に指示をいただきながら作っていったのですが
外に出て作業をしていると

先生『深澤より先になってしまったな』
と言いました
自分『へ?』
どういうことだ?となっていましたが気づいてしまいました。

お分かりでしょうか
注目してほしいのは『影』です。




そうあれです



シュコーシュコー










はい、某映画のあの悪役です。黒いやつですね
影の形がまさしくそれ
ミクニ以降、目標にしていた存在でしたが
私より先に先生がなってしまいました

このブログ、これが言いたかっただけです。笑

水槽の方は真面目に作りましたよー
新しく完成したことだし、早く水を回して魚を泳がせたいですね



今回は濾過槽が透明なのでよく見える。

早いもので五月も終わり
大学生最後の年はあっという間です。
また何かあったらブログ書こうかな

                                深澤でした。

2019年5月10日金曜日

The first topic in the new era


木原です

神部君さぁ〜  やはり最初でしょ。

というわけで、令和最初の話題にふさわしく。

われわれの研究で見つけた新種細菌のゲノム論文が公開されました。
3月に卒業した河野くんも共著に入っています。

https://mra.asm.org/content/8/19/e00169-19

皆さんも後に続きましょう。


2019年4月30日火曜日

The last day of the Heisei era


神部です。

今わたしは木原研究室にこもって電子ノートで自分の実験をまとめているのですが...。少々疲れたのでブログでも書こうかなって。

今日 2019年4月30日は平成最後の日ということで日本が何かと騒いでいます。自分からすると「平成が終わるからなんなんだ?」と思ってしまいますが、
でも実際自分もこうして平成の終わりを意識して、電子ノートを全て書き終えてしまおうとか、平成最後に木原研のブログを書いてみようとか思ってるわけですが。


平成最後だし(しつこい)、せっかく木原研のブログなので、私が大学に入ってから木原研に入るまでの話をしてみようと思います。ちょっと真面目な話になるかもしれませんが、最後までお付き合いいただければ幸いです。



入学当初から大学2年生くらいまで、木原研には正直入るつもりはなかったんです。そもそもこの研究室を深く知らなかったというのもありますが、自分は遺伝やサメに興味があったので、別の研究室に入ろうと思っていました。

ところが2年生後期のある授業で木原研の研究内容を知る機会があり、先生の研究に対する考え方とかを聞かされてから、コロッて気持ちが変わったんです。その時の授業内容や書いたレポートの内容は鮮明に覚えています。

そこから2年生を終え、英検を取得したかったので3年生の春休みは英語の勉強をする傍ら、常に魚類生理学・生化学の本を持ち歩いてはノートに書いて勉強していました。

書いて覚える派です。 汚い字で。。。でも絵は丁寧に書いてました


まぁ、そんなかんじで望んでこの研究室に来たわけですが、何せ右も左もわからない状態で入ったので最初はかなりわちゃわちゃしました(笑)。今もわちゃわちゃですが、ある程度落ち着いてきた気がします。好きなことを思いっきり勉強できている今の環境はとても幸せです。



急に話は変わるのですが、、

中学1年生の頃から私は水族館飼育員になりたかったのですが、この研究室に入る少し前に、それを目指すことをやめてしまいました。いろんな先生や友人に相談して、自分なりに真剣に悩んだ結果、やはり少々生活が苦しいなどの理由から飼育員を目指さなくなってしまいました。

夢を失った瞬間から自分は抜け殻のようになってしまいました。これまで必死に追いかけてきたものが、目標がなくなってしまったので、どこに向かって頑張ればいいのか分からなくなってしまったのです。

そこで自分がとった行動は、「自分の夢を語ってきた人たちに、夢を失ったことを話す」ことでした。

自分でも何をしたらいいか分からなかったので、ひたすらいろんな人に話をしました。幸い自分はたくさんの人に夢を語ってきたので

すると、海洋や水産の職業についてあまり知らない人たちは、「じゃあ水槽作る人やれば?」とか「魚の運搬すれば?」とかいう提案をしてくるのです。
提案自体はありがたいのですが、、、。なんかこう、自分がやりたくないことばかり列挙してくるので、当時はあんまり深く受け入れてなかったのですが...笑

でも、そこで初めて「俺って結構やりたくないことははっきりしてるな。」って思ったんです。
すると勝手に自分がなんとなくやりたいことが見つかってきました。多くの人に話していて一度も「あー!それそれ!俺はそれをやりたいんだよ!!」みたいな案には出会いませんでした。

しかし、皆が列挙してくれた将来の道を「いやー、それはちょっと、」とか「それは違うんだよなぁ」と否定していくうちに、自然と道ができていたんです。


自分がやりたくないことを消していって、やりたいことを見つけていく。
今ではなんとなくですがやりたいことは決まっています。まだはっきりとしませんが、それがきっとこの研究室に関係した何かあることであるのは確かです。



何が言いたかったかっていうと、

自分の夢をいろんな人に話すことはすごく大切なことなんだな ってことと、

これからもこの研究室で頑張っていきたいってことと、


平成最後の木原研ブログは僕がいただいた

ってことです。


それでは皆さん、令和も頑張っていきましょう!!!


2019年2月13日水曜日

The strongest cold wave ever recorded in our lab


木原です。

うーん、カンベヤドカリ。これはとてもおもしろい試みですね。
生き物のほんとうの姿を知らない、なんてことは多々あるものでね。
こういうアプローチは印象強く頭に入るだろうから、良い方法ですね。
来週の発表もきっと印象深いプレゼンテーションになるでしょう。
期待してますよ。


さて昨年の春先には豊浦の実験所に水槽システムをこしらえましたが、
先日から、今度は大学の方に水槽システムを作ったのでした。


こうやって “リタイヤ後は水槽屋” にどんどん近づいていくのですな。


さて、そのカンベの言うカンパなのですが、
大型の換気扇で強制換気して外気導入されているこの水槽ルームは冷水系優先で暖房が切ってありまして、
そのカンベのカンパの先週 「先生、新しく作った水槽が凍っています!」

ええええええっ!

十数年ここで魚を飼育していますが、水槽の水が凍ったのは初めてだ。
魚を入れてなくてよかった。
昨年9月の地震に続いて、こんどは寒波で魚を大量死させるところだった。

おそるべし観測史上最強の寒波。。。でした。


2019年2月8日金曜日

ヤドカリの殻の中身

こんにちは。神部です。

今日北海道には観測史上最大の寒波が来ており、札幌も最高
気温が-11℃です。

佐野さんの修論発表を見てきたのですが、外はとても寒かったですね。
発表素晴らしかったです!本当にお疲れ様でした。



さて、今回もどうでもいい実験結果を見せたいと思います。

今回は、「子どもたちはヤドカリの殻の中身を知っているのか」です。
ヤドカリの殻の中って、皆さん知ってますか?
私はこのあいだ大量のヤドカリと戯れる機会があったのですが、中身を知る人は少ないんじゃないか?とふと思いました。
そこでいろんな子供達を対象に、ヤドカリの中身がどうなっているのか書いてもらいました。
私は個別指導塾でバイトしているので、そこで生徒たちに絵を書いてもらいました。
その結果がこちらです。

中3の男の子
中3の男の子
チノパンらしいです。

中3の女の子
高3の男の子
と、こんな感じです。この中では高3の男の子の絵が一番近いと思います。「見たことはないけど、巻貝に入っているわけだからこんな感じかな、と」と言っていました。生物学的に思考していて素晴らしいですね。


職場の仲間にも聞いてみました。

19歳 女性
19歳女性:「書いたらあれに見えてしまったので1段増やしておきました。」

教室長
教室長:「足が生えていて、それで必死に殻を押さえようと頑張っていると思う。ほら、白鳥も僕たちが見えない水面の下で必死に頑張っているじゃない。」とのこと。教室長....私はこの絵気に入ってますよ笑



正解はこれ。


オホーツクホンヤドカリはこんなかんじです。
子どものみならず、大人も知らないものですね。
多かったのは、「殻の手前までが全身だと思ってた。」とか、「殻と一体化していると思っていた。」という意見でしたね。

私と会わなかったら、彼らはヤドカリの中身を知らなかったかもしれません。
今後も生徒たちにたくさん彼らが知らない世界を紹介していきたいですね。



こんなことばかりではなく、真面目に勉強も教えていますよ!!!










2019年1月4日金曜日

1年の振り返り 後半

木原です。


さて、年が明けてしまいましたが2018年の振り返り後半戦です。
ここも、書けないことの方が多いですが。。。

おっと、あけましておめでとうございます。


7月 

月に入ればまずはこれですね。恒例の研究室BBQ



今年もたっぷりのトルティーヤを準備しての~、、、、
学生が誰も書かないので拗ねた私はこれ以上書かない!こういうイベントのことは、君たち書いたらどうだい?


次にこれ。http://tokai-u-kihara-lab.blogspot.com/2018/07/blog-post.html
私がアイゴを釣るのが上手いことが判明しましたが、このことを確実に判断するために、来年 再現性の確認が必要です。


今月も企業さんが東京、関西から2社。わざわざ遠くまで来てくださる。こちらもしっかり対応しなければなりませんね。私はもちろんですが、学生の皆さんもですよ。

月に面談した株式会社リバネスさんのお誘いに応じることにし、9月のコンテストにエントリーしました。
月の広島での学会参加にエントリーし、またまた仙台で実験。


8月
横浜からの企業さんと面談。そしてまた恒例のマグロ行脚ですが、今年も高知のマグロを調査。
四万十川の沈下橋と飛行機雲

ドライアイスの確保にトラブル発生するも、地元の方のご親切で何とか対応。
ダイゾー葬祭さん、助かりました。ありがとう。


休暇は父の米寿祝いもあって福岡の実家へ。帰省中に北九州市立いのちのたび博物館へ行きましたが、これは立派なところだ。
恐竜の展示におどろいた。


休暇明けは特許出願の検討会議といくつかのウェブ会議をこなし、豊浦の漁港でサバが大量だとの話を聞きつけ、サバ確保の指示と私もサンプリングの準備。そしていよいよ9月を迎えることに。


9月
羊蹄山と月
2日の日曜日、息子を連れて豊浦漁港へ。釣れる釣れる、こりゃぁ大量。
入れ食いなので、私は息子が釣ったサバを針から外すので手一杯。


サバの大量確保にも成功したし、これでサバを使った実験もやれることに。

3~5日、仙台でラットを使った実験。5日の20時過ぎに帰宅。
そして深夜・・・・地震と停電。
私の研究室は機械に被害はなかったものの、機械以外のところで大きな被害。
これには参りましたが学生に被害がなかったのが幸いでした。
さぁ気持ちを切り替え、実験室の水槽を全部洗って作り直し、配置し直し。入れる魚は釣るしかない!ということで、16日にうちの稼ぎ頭(息子)を連れて再度漁港でサバ釣り。まだまだ釣れる大量大量。


9月も東京と大阪から企業さん。
月末、リバネス主催のマリンテックグランプリで企業賞受賞。9月は大変だったが、頑張ればこうやって良いこともある。
https://www.u-tokai.ac.jp/about/campus/sapporo/news/detail/post_1228.html



10月
5日、雪虫出現。ああ、もう冬か。。
不可抗力とはいえ、大量の魚を犠牲にしてしまったので13日に慰霊の旅へ。
https://tokai-u-kihara-lab.blogspot.com/2018/10/blog-post.html


東京からまぐろ屋さんが来札。ここでミゲルさんという新しいお友達ができました。


11月
今月は大阪と名古屋と大分から企業さん。遠いところありがとうございます。
そして あやしい通訳ことタカ大丸さんの突然の訪問。この人は・・・・怪しい(笑)。
しかしおもしれぇ人だ。2時間近くおしゃべりしたかな。
タカさん提案の「相撲部屋PJ」さぁどうなるか!
11月は千葉での学会に参加。


12月
じつに4時間待ちでした。
空港に着いた途端、搭乗手続き中断。えっ?
突然の雪で搭乗便が新千歳に降りてきていない。そこからおよそ30分で搭乗手続き再開するものの、まだ搭乗便が来ないということでおよそ2時間待ち。



その後ようやく14:30に搭乗したが、こんどは滑走路の除雪ということで機内で1時間。
結局4時間近く待ってようやく出発。あとの便が欠航だったので、飛んだだけマシか。

この出張(企業訪問、学会)プラス
大阪出張(で、生くまモンを見て。サメ軟骨梅肉和えを食べて。)

サメ軟骨梅肉和え




とプライベート(秩父宮ラグビー場)をこなして、
これで2018年の遠征終了。

あとは道内近征とマグロとサケの処理を済ませて2018年のお仕事終了。


いや、折り入っての話があると佐野に誘われ内臓天国へ。



佐野の話はさておき、内臓天国。
http://tokai-u-kihara-lab.blogspot.com/2018/08/found-heaven.html
私の中で期待が大きかっただけに・・・まぁこんなもんですかね。
ホルモンはもっと強火じゃないと。

しかたない、ここは最後に気分を盛り上げないとね。

村上くんが持ってきてくれた内臓を包む部分の肉(本鮪)。



こいつは間違いなく天国だ!
よし、2018年終了、あとは何もせんけんね。