2021年3月24日水曜日

今年度のイベントはこれでおしまい  かな?

木原です。


後輩たちが続いてくれることを願います・・・

そうばい。しっかり 続いとるばい!

ということで、次はなんと私でした。


学内の研究交流会に「例のヤツの」缶詰の試作品を出したのですが、

なんと優秀賞を受賞しました。

こういう賞があるとは知りませんでしたので、そのことには驚いております。

しかし、もちろんきちんと研究・調査をして(一部は論文にもなっている これ)、商品開発という経験を生かし、その上での試作品ですから、胸を張っていただけるものです。

くわえて、K谷先生やN川先生までお手伝いいただいてもので。。。

世に二つとないスゴイものですよ。


学長室で賞をいただくのも今年度3回目ですね。

コロナ禍で不自由が多かったが、よくやりました。

平井











大内








わたし









と来て、、、、、

さぁもうすぐ4月。


巣立っていったみなさん

そして次の主役の君達

メヒコの君も


来年度もがんばりましょう。






2021年3月20日土曜日

¡Salud! a nuestra experimento.

現在、メキシコで自由人をしております。
木原研居候の佐野です。

メキシコ人はビールを浴びるほど飲みます。
一番メジャーなビールは、テカテです。1本 約14ペソです。安くて旨いです。
貧乏なメキシコ人(若者たち)はテカテを買ってビーチで飲みます。
貧乏な私の家の冷蔵庫にはテカテがたくさん常備してあります。

次に、ドスエキソ、インディオ、ウルトラ…なんだっけ?。
これらが1本 約15~17ペソです。

そして、ボヘミア 約18ペソなのです。(一番旨いです)
今日は、大量のテカテに数本仲間入りです。(2本ほど既に飲みましたが)


と、いうことで、無事にアクセプトされた論文の喜びをビールで表してみました。
わかりにくい? まぁ、いいでしょう。
写真がピンボケしてる? まぁ、いいでしょう。

ブログは長々と書かなようにしていますが、今日はお許しを。
少々昔話を。

学部3年の頃に木原研に配属になりました。
選んだ理由は、シンプルでした。色々受けた授業の中で一番面白そうだったから。
これがやりたい!とかは、全くなかったわけです。
後輩たちには「なんで、木原研にしたの?何がしたいの?」なんてよく聞きますが、
当時の私は、まともに答えられなかったでしょう。「なんとなく面白そうだったから」です。

卒研テーマは何でもいいです、なんて言ってた気がします。

その後、外部の研究所で  ”魚卵の細菌”  を研究することなります。
初めはそうでなくても、自分の研究を一生懸命やると、だんだんと楽しくなってきます。
しかも、研究室で誰もやっていない、やったことがない分野です。
毎日、新しい知識が増えて、新しい実験を覚えて、めちゃめちゃ充実していました。

ただ、木原研に来る度に、胃培養とか、飼育実験とか、酵素活性の測定とか、
自分の知らない実験を同期たちが楽しそうにやっているわけです。

これが、羨ましかった。と、同時にこんなことも想いました。
「せっかく消化管のプロの元で学んでいるのに、細菌だけというのは勿体無い」

何かテーマを見つけてやらせてもらおう!
そして、本や論文を読み漁りました。誰もやっていない分野で、消化管がらみ、、、。
ある本を読んでいた時、幽門垂の記述が腸や胃より少ないことに気付いたのです。

論文を調べてみても、圧倒的に文献が少ない。
ただでさえ少ないこの分野の研究者で、幽門垂を専門に見ている人はいませんでした。

こうして、自分のテーマとは別に勝手に幽門垂を調べ出します。
これが、2017年(修士1年)の頃です。
既に東海大は卒業し、別の大学院に行っていましたので、居候はここから始まります。
大学院の先生には半分内緒でやっていました。あくまで、趣味なので(笑。
ちゃんと結果が出たら、そのうち話そう程度でしたね。
当然、修士の研究(メダカ卵の細菌について)もきちんとやっていました。

趣味である以上、予算がありません。
面白そうな結果(データ)があれば、木原先生が動くだろうと考え、
大学院の授業終わりに、東海大の後輩が駐在する豊浦まで車を飛ばして、
夜中に魚を釣って(釣らせて?)は、コツコツとサンプリングをしていました。
そして分かったことが、ラボ魚とワイルド魚で幽門垂のサイズが異なるというものでした。

この結果で、先生が動いたわけです。
田口トモロヲのナレーションが聞こえてきそう、、、
「佐野が言った。先生どうでしょう ?」
「Kが言った。おもしろい、やろう。」(笑)

それはさておき、これをきっかけに、組織を調べたり、運動性を調べたり、
これらを2~3年やって、集めたデータをまとめたものが今回の論文になります。

アクセプトされたときは、本当に嬉しかった。ただただ、嬉しかったですね。
当然、ボヘミア飲みました。


やりたいことはありますけど、どーせ・・・という話を色々な人から本当によく聞きます。

研究に限らず、もしやりたいことがあるなら、
やれない理由を言うのでなくて、どうしたらできるかを考えることが大事です。
考えつかないなら、他人に聞けばイイのです。(私はよく先生に聞きますが)
「人生考えたもん勝ち」です。

そんなことを考えながら、昔のことを思い出しながら、同居人に貰ったピザを食いながら、
旨い酒を飲んでおります。

私には夢がたくさんありますが、
「世界一の幽門垂マニア(研究者)になる」
これを達成すべく、これからも研究し続けようと思います。

では、これからの幽門垂研究の発展に期待を込めて、Salud!


 タコスも夕陽もなかったですが…(笑)


Later is better than nothing

木原です。


佐野くんの初論文が公表されました。

リンクを貼っておきます。

Aquaculture 


思い立ってからどのくらいかかったでしょう。

Better than nothing.

やりっ放しにしないできちんとまとめることは大事なことです。(自分の耳が痛い)


エンセナーダの夕陽を見ながら、タコスを頬張りながら、今日はおいしいビールでも飲んでください。


はい、では次ね。次。



2021年3月17日水曜日

おかげでやめられないのだ

 

そう。

前にも書いたように、こうやって写真に写った人は

これまで論文を書いてきているのだ。




















逃げられないのだ(笑)。


細菌の活動や組織の変化、代謝産物や血中成分の量
こういった肉眼では見えないものを見えるように工夫して(苦労して)
ポスターにして発表して
ディスカッションして
皆さんに理解してもらって
刺激的な経験ができましたな。
(これだからやめられない)
そのうえ賞までいただいて。
おめでとう。

オリゴのおかげのおかげなのだ。


くどいですが、
後輩たちが続いてくれることを願います。。。。


2021年3月5日金曜日

いや、後輩も負けていなかった

 

引き続き

後輩たちが続いて行ってくれることを願います。。。

引き続いてくれてますやん!

先日学内開催された「Tμne 第13回学術講演会」で、大内さんがベストポスター賞を受賞しました。

平井さんに続き今回も学部生での受賞は大内さんただひとりでした。

東海大学マイクロ・ナノ啓発会Tµne HP

おめでとう。


今日は嬉しい連絡が2つ続きましたね。

明日は路面が凍りそうだから 浮かれて滑って骨折などしないように気を引き締めることにしましょう。


そういえば佐野もこの講演会でベストポスター賞をもらってましたな。

佐野と河野(←クリック)

佐野も河野も論文出ているし、じゃぁ強引な理屈で、大内は次は論文だな。

その前に、廊下にポスター貼るからその前で写真だな。



引き続き

後輩たちが続いて行ってくれることを願います。。。(しつこいか)



さらに先輩が続いたのであった・・

 

後輩たちが続いて行ってくれることを願います。。。

いや、さらに、先輩が・・・

受賞ではありませんが、

Free Birdでしばらく木原研に居候していた佐野くんの論文が Aquaculture にアクセプトされました。

これはめでたい。

いずれここにも感想が紹介されるかな? 彼は今メヒコで頑張っています。

Morphological changes of pyloric caeca and their relevancy to motility in laboratory-reared Kurosoi rockfish (Sebastes schlegelii Hilgendorf), using an in vitro assay method

とにかく、めでたい。

おめでとう。


引き続き

後輩たちが続いて行ってくれることを願います。。。